往年のNikonファン大歓喜のレトロデザイン

「Nicon Df」は2013年11月に発売された、懐かしいフォルムと「Nikon」のロゴが特徴的なデジタル一眼レフカメラです。

Nikonが初めて一眼レフカメラを発売したのは1959年のことで、当時数多く存在していたライバルカメラメーカーと比較して堅牢な作りと信頼性のある性能が評価され、以降次々と後継機を作っていくこととなりました。

ちなみにニコンという会社が誕生したのは1917年のことで、「光利用技術」と「精密技術」の二つを柱として現在では半導体露光装置やFPD露光装置といったものを精機事業として取り扱っています。

これから初めて一眼レフカメラを購入しようと思う人にとっては「Nikon」と「Canon」のどちらにするか非常に悩むところではないでしょうか。

一般論として「Nikonは風景写真、Canonは人物写真」に向いているとユーザーからは言われています。
これは「Canonは被写体を美しく映すことができる」のに対し「Nikonは被写体のありのままを映す」とも言われることから来ている言説です。

あくまで一般論であるため実際の撮影環境や被写体の種類、使用するカメラやレンズによって状況は異なりますが、Nikonという会社の「色」へのこだわりを理解するにはかなり適切な例えであるといえます。

そのため往年の風景写真ファンにとってはNikonのカメラは長年に渡って使用することができる愛機となっていたのですが、1999年よりデジタル一眼レフカメラが発売されるようになったことで古き良きNikonの銀塩カメラは衰退していくことになってしまいました。

歴代のニッコールレンズが使えるこだわり仕様

Nikon初の一眼レフカメラは、初代のニコンFに始まり既に50年以上の歴史があります。
しかしその歴史の中ではさまざまなデザインの変化があり、当初存在していた機能美などが損なわれてしまいました。

そこでニコンのカメラの原点に戻るということで新たに2013年に発売されたのが「Nicon Df」で、あえて旧モデルの造形を導入することで昔ながらのカメラならではの良さを実感できるようにしています。

造形は一目見ただけで他のシリーズとは全く違うということがわかりますが、中でもボタンやダイヤルを積極的に復活させて、かつてのカメラと同じような使用感を実現してるということです。

ボディのデザインは初代の「F」シリーズのものを踏襲しており、カメラ本体正面の「Nikon」の文字も旧モデルのものを採用しています。

歴代の「ニッコールレンズ」をそのまま装着できるようにもなっており、デジタル時代になって眠ってしまったレンズを再び使用することができます。