Nikonのデジタル一眼レフのフラッグシップモデル

Nikonが初めてデジタル一眼レフを販売したのは1999年で、それまでのフィルムタイプとは大きく異なるモデルとして新たに「D」シリーズが登場しました。

発売当初よりAPS-CサイズでCCDセンサーを採用しており、画素数は266万画素と当時の基準としてはやや低めであったものの、大型撮像素子を用い撮影後にすぐ背面の液晶画面で確認ができるという仕様は、現在までも続く基本的な構造です。

ちなみに発売当時の「D1」は店頭販売価格は約65万円とかなり高いものでしたが、最新機である「Nicon D5」においても店頭価格は58万~63万円となっていることから、発売から約20年が経過しているにも関わらずほとんど値崩れをしていないということがわかります。

Nikonのデジタル一眼レフでは「D」のあとに一桁の数字がついているものをハイエンドのフラッグシップモデルとしており、その最新機である「D5」は2016年3月に販売されています。

前モデルである「D4」は2014年に発売されており、当時より搭載されていた機能を引き継ぎつつも、最新のデジタル一眼レフスペックにランクアップさせたのが「D5」です。

素人には使いこなすのが難しいハイスペックモデル

「Nicon D5」の基本スペックは、有効画素数2082万画素にISO感度100-102400、高速連続撮影約12コマ/秒という驚異的なものです。

さらにD-Movieでの動画撮影では、フルHD対応に4K UHD30pとなっており、静止画だけでなく動画においても相当の機能があることがわかります。

中でも注目なのが新開発された「マルチCAM20Kオートフォーカスセンサーモジュール」で、153点のフォーカスポイントの中から高密度に被写体をカバー可能です。

このオートフォーカス機能は「D4」のときには51点となっていましたので、新モデルでは飛躍的に増加したということになります。

内蔵マイクも以前のモデルまではモノラルであったものがステレオ対応となっており、動画においてより臨場感のある撮影をしていくことができます。

更にレンズとの微差調整が簡単にできるAF微調節の自動設定機能などがあり、静止画撮影時のピント合わせを簡単な操作で瞬時に可能となりました。

高解像度や高画素の撮影を可能にしてるのは最新の画像処理エンジンであるEXPEED5で、データ量の多い画像や動画を保存しても素早く閲覧や切り替えをすることができます。

他にも「D4」と比べてかなり多くの新機能を盛り込んでおり、相当にカメラに詳しい人でないとその機能をきちんと使いこなすことができません。